花火大会のアナウンスで「尺玉!」「尺玉が打ち上がります!」と聞くと、なんだかすごい花火が来るぞ!ってワクワクしますよね。でも、具体的にどれくらいの大きさで、どれくらいの高さまで上がるのか、イメージできますか?
「尺玉」って名前は聞くけど、普通の線香花火や、手持ち花火と比べたら、どれくらい違うんだろう?
この記事では、そんな疑問をスッキリ解決!尺玉の大きさと高さを、みんながよく知っている花火と比べて、分かりやすく解説していきます。
さあ、尺玉の迫力をイメージして、次回の花火大会をもっともっと楽しみましょう!
尺玉の基本を知ろう!
尺玉の「尺」って一体何?
花火大会のアナウンスでよく聞く「尺玉」。この「尺」っていうのは、一体何を表しているのか、気になりませんか?実は、この「尺」というのは、花火玉の直径を表す単位なんです。
昔の日本では、長さの単位として「尺」が使われていました。1尺は約30.3cmなので、尺玉というのは、直径が約30cmもある大きな花火玉のことなんですよ。
想像してみてください、直径30cmのボールって結構大きいですよね?それを空高く打ち上げて、大輪の花を咲かせるんですから、その迫力は格別です。
尺玉の重さはどれくらい?
直径が約30cmもある尺玉。一体どれくらいの重さがあると思いますか?
実は、尺玉の重さは、中に入っている火薬の量や、玉の構造によっても変わってきますが、一般的には5kgから10kgくらいあると言われています。
そう、なんと、お米の10kg袋と同じくらいの重さなんです!
この重い玉を、空高く打ち上げるんですから、花火師さんの技術もすごいですよね。まさに、職人技の結晶と言えるでしょう。
尺玉が打ち上がる高さは?
尺玉の大きさと重さが分かったところで、次はどれくらいの高さまで打ち上がるのか見てみましょう。
尺玉が一番美しく開く高さは、一般的に250mから300mと言われています。これは、東京タワーの高さ(333m)に迫る、あるいは超える高さなんですよ!
地上から見上げると、空のかなり高いところで花火が開いているのが分かります。あの高さで、直径30cmの玉が、あの美しい光の華を咲かせていると想像すると、さらに感動しますよね。
尺玉を作るのはどんな花火?
花火大会で「尺玉」と言われると、一般的には「割物(わりもの)」と呼ばれる花火を指すことが多いです。割物花火というのは、空中で開いて、たくさんの光の筋(花火の形)が広がるタイプのこと。
私たちが花火大会で「わー!」って歓声をあげるのは、ほとんどこの割物花火なんです。
尺玉は、この割物花火の中でも、特に直径が30cm以上のものを指すんです。つまり、花火大会のスター選手とも言える、特別な花火なんですよ。
尺玉を打ち上げるための仕掛け
尺玉のような大きな花火を打ち上げるには、特別な仕掛けが必要です。まず、花火玉そのものが大きいので、それを載せるための「打ち上げ筒(うちあげつつ)」も巨大になります。
そして、花火玉を空高く飛ばすためには、強力な「雷管(らいかん)」と呼ばれる火薬の力が必要になります。この雷管の量や、筒の角度などを、花火師さんがミリ単位で調整しているんです。
安全に、そして最高の状態で花火を打ち上げるために、たくさんの工夫と技術が詰まっているんですね。
普通の花火と比べてみよう!
線香花火と尺玉の大きさ比較
「尺玉、直径30cmって言われても、ピンとこないな…」という方もいるかもしれませんね。
そこで、みんながよく知っている線香花火と比べてみましょう!
線香花火って、あの細長い棒の先に、ポツポツと火花が出る、あの花火ですよね。あれの火薬部分って、だいたい直径2cmくらいでしょうか?
それに比べて尺玉は直径30cm!
つまり、尺玉は線香花火の直径の約15倍もあるんです。
線香花火がちょこちょこっと散るなら、尺玉はドカーン!と空いっぱいに広がるイメージ。全然スケールが違いますよね。
手持ち花火と尺玉の大きさ比較
次に、もっと身近な手持ち花火で比べてみましょう。
手持ち花火にも色々ありますが、一般的なものは、先端の火薬部分が直径3cm~5cmくらいでしょうか。
それと尺玉の直径30cmを比べると、尺玉は手持ち花火の約6倍~10倍も大きいということになります!
手持ち花火が一人で楽しむ小さな喜びだとしたら、尺玉は、たくさんの人と感動を分かち合う、大きなエンターテイメントと言えますね。
「小玉」と尺玉の大きさ比較
花火大会では、尺玉以外にも色々な大きさの花火が上がります。よく「小玉(こだま)」と呼ばれる花火は、直径10cm~20cmくらいのものが一般的です。
尺玉の直径30cmと比べると、小玉よりも尺玉の方が、直径で1.5倍~3倍も大きいということになります。
小玉でも十分綺麗ですが、尺玉になると、その迫力と輝きは格段にアップするんですね。
花火大会で「小玉」と「尺玉」が交互に上がるのを見ると、その違いがより分かりやすいかもしれません。
「八寸玉」と尺玉の大きさ比較
尺玉の他にも、「八寸玉」という名前を聞いたことがあるかもしれません。
「八寸」というのは、文字通り直径が8寸、つまり約24cmのことです。
尺玉(約30cm)と比べると、八寸玉(約24cm)は少し小さいですが、それでもかなりの大きさです。
八寸玉も迫力満点ですが、尺玉はその八寸玉よりもさらに直径で6cmほど大きい、というイメージですね。
花火の大きさを知ると、見え方も変わってきて面白くなってきます。
「盆(ぼん)」と尺玉の大きさ比較
花火の直径を表す単位として、「盆」という言葉が使われることもあります。これは、花火玉が空中で開いたときの、火の花の広がり(直径)を指すことが多いです。
尺玉が打ち上げられたとき、その花火が広がる直径が「尺(約30cm)」になる、という意味合いで使われることもありますが、一般的に「尺玉」という場合は、花火玉自体の直径を指します。
花火の「盆」が大きくなるほど、より壮大な花火に見えるので、尺玉が上がるということは、それだけ大きな「盆」の花火を期待できるということですね。
尺玉が上がる高さを比べてみよう!
一般的な花火が上がる高さ
尺玉が打ち上がる高さは250m~300mというお話がありましたが、では、もっと小さな花火はどれくらいの高さで打ち上がるのでしょうか?
例えば、花火大会でよく見かける、直径10cm~15cmくらいの「小玉」と呼ばれる花火は、だいたい100m~200mくらいの高さで開きます。
これは、小学校の体育館の屋根までの高さ(約20m)の5倍~10倍、あるいは、都庁の展望室(約200m)くらいの高さですね。
尺玉の約半分の高さということになりますが、それでも十分、空を彩る美しい光景ですよね。
線香花火の「高さ」って?
線香花火の「高さ」って、ちょっと考えにくいですよね。だって、手で持って、地面に置くか、少し上にあげるくらいですもん。
線香花火が火花を散らすのは、せいぜい数十cm、高くても1mくらいでしょうか。
その点、尺玉が250m~300mまで打ち上がるというのは、もう、次元が違います。
線香花火が地面でそっと灯る光なら、尺玉は空のてっぺんで大輪の花を咲かせる、まさに「宇宙」のようなスケール感なんです。
手持ち花火の「高さ」って?
手持ち花火も、線香花火よりは少し長くなりますが、それでも、空高く打ち上げる花火とは比べ物になりません。
手持ち花火で、火薬部分が燃え尽きるまで、だいたい1分~2分くらいでしょうか。
その間、空中に放り投げても、せいぜい数メートルの高さにしかならないでしょう。
尺玉が250m~300mという高みで、一瞬の美を爆発させるのとは、目的もスケールも全く違うんです。
「スターマイン」と尺玉の高さ
花火大会のクライマックスでよく聞く「スターマイン」!
スターマインというのは、連続して花火を打ち上げる演出のことです。このスターマインの中には、尺玉も含まれていることが多いです。
スターマインでは、小さい花火から始まり、次第に大きくなる花火へと移り変わり、最後に尺玉のような大きな花火が打ち上げられる、という構成になっていることがよくあります。
尺玉が打ち上がる高さは、スターマイン全体を盛り上げるための、まさにクライマックスの演出として使われることが多いのです。
虹色に輝く尺玉の高さ
花火大会で、色とりどりの虹色に輝く尺玉を見ると、本当に感動しますよね!
あの美しい光のカーテンが、250m~300mという高さで展開されていると考えると、さらに迫力が増します。
花火師さんは、あの高さで、あの色合いと形が綺麗に見えるように、火薬の配合や打ち上げ角度を緻密に計算しているのです。
「尺玉」という名前の響きだけでなく、その実際の大きさや高さを知ると、花火の見え方がぐっと深まりますよ。
尺玉の開花をイメージしてみよう!
尺玉が開いたときの直径は?
尺玉の玉自体の直径は約30cmですが、空中で開いたときに、どれくらいの大きさになるのか、気になりますよね。
尺玉が一番美しく開いたときの直径は、一般的に「10号玉」とも呼ばれ、約300m(!)にもなると言われています。これは、サッカー場(約100m×70m)が丸ごと入ってしまうくらいの大きさです。
想像してみてください、上空300mで、直径300mもの巨大な光の花が咲くんです。
地上から見上げていると、空全体を覆い尽くすような、息をのむような美しさですよね。
開花までにかかる時間は?
尺玉が打ち上げられてから、空中で開花するまでの時間は、本当にあっという間です。
打ち上げから開花まで、およそ5秒から7秒くらいと言われています。
その短い時間に、あの壮大な光の花を咲かせるんですから、花火師さんの技術は本当にすごいですよね。
「ドン」という音と共に、空に広がる光の芸術。その一瞬一瞬に、たくさんの情熱と技術が詰め込まれているのです。
花火の「形」と尺玉
尺玉は、その大きさゆえに、様々な美しい形の花火を表現することができます。
例えば、私たちがよく見る「菊」や「牡丹」といった、放射状に広がる花火はもちろん、ハート型や、キャラクターの形など、特殊な形の花火も、尺玉の大きさがあればこそ、ダイナミックに表現できるんです。
花火大会で、いつもと違う形の尺玉が上がると、思わず歓声があがりますよね。あの驚きと感動は、尺玉の持つポテンシャルがあってこそなんです。
尺玉の「色」はどうやって作るの?
尺玉が放つ、鮮やかで多彩な色は、花火玉の中に詰め込まれた「金属粉」の種類によって決まります。
例えば、赤色はストロンチウム塩、緑色はバリウム塩、青色は銅化合物など、それぞれの色を出すための特別な材料が使われているんです。
尺玉のように大きな花火だと、たくさんの色を混ぜ合わせたり、複雑な色の変化を楽しんだりすることもできます。あの美しいグラデーションも、熟練の花火師さんの技なんですよ。
尺玉の「音」にも注目!
尺玉が打ち上げられるときの「ドン!」という音も、花火の醍醐味ですよね。
あの大きな音は、花火玉を打ち上げるための推進薬が燃焼する音と、空中で花火が開くときの音です。
尺玉がそれだけ大きいということは、それに伴って、音も迫力満点になります。
遠くからでも聞こえるような、あの力強い音も、尺玉の魅力をさらに引き立てています。
まとめ:尺玉のすごさを知って、花火大会をもっと楽しもう!
さあ、ここまで尺玉の大きさや高さを、普通の花火と比べてきました。
直径約30cm、重さ5kg~10kg、そして打ち上げ高さ250m~300m!開花時の直径はなんと300mにもなるという、まさに規格外の大きさと迫力ですよね。
線香花火や手持ち花火が、私たちの日常に小さな喜びを与えてくれるのに対し、尺玉は、夜空いっぱいに広がる壮大な感動を与えてくれる、特別な存在です。
花火大会のアナウンスで「尺玉!」と聞いたら、今日お話しした大きさと高さを思い出してみてください。
きっと、いつもの花火大会が、もっともっと感動的で、忘れられない体験になるはずですよ!
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